【2022年10月17日版】投資は今、冬の時代と聞いたけれど…?

株の下落と電卓

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結論として、株式市場が下落局面でも、今から投資を始めることを推奨する気持ちには全く変わりはないのですが、2022年10月現在、市場に起こっていることは、これから投資を始める人には知っておいて頂いた方が良いと思い今日の記事を書きます。

あ、一応お断りしておきます。「ブログを読んで投資を始めたら損した」、とか言われても当然ですが責任は負えません。ただ、長期間かけて資産を形成すにはかなり堅実で良い方法だと思いますので、考えてみて頂ければと思っています。

目次

私の運用成績

私は2020年7月に積み立てNISAを始めていて、一部特定口座でも投資信託を買っています。ピーク時は合わせて30万を超える含み益がありましたが、今年の株の暴落で、本日(2022年10月17日)の評価損益は+139,680 円まで下がっています。

色々な情報から判断すると、残念ながらしばらくは株価が上がる要素はなく、後述するようにもっと下がる可能性が高いです😭

今年に入ってからの暴落が大き過ぎて、もうさっさと株を売って売買をやめてしまった人もいるでしょう。

PCを見て驚く人

こう聞くと今投資を始めて大丈夫かな…と心配になる人も多いと思います。確かに短期的にはそうかもしれませんが、まぁとにかく記事を最後まで読んでみて下さい。

株価暴落の背景

株式市場は世の中の色々な動きや問題が複雑に絡み合って上下します。2022年はウクライナ戦争に始まり、エネルギー価格の高騰、ヨーロッパ各国の不景気、米国の歴史的なインフレ等がありました。

もちろん、これらはそれぞれ独立した話ではなく全てどこかで繋がっていることと思います。

特に米国では経済が過熱し過ぎており、米国連邦準備制度理事会(FRB)はインフレを抑え込むために立て続けに金利を上げています(利上げ)。

金利を上げるとお金を借りて新規の事業を行うことが難しくなり、ローンを組んで家や物を買うこともしにくくなります。結果、消費や生産が落ち、インフレが落ち着いていくことを目指しているのです。

経済活動が停滞するということは、企業の業績が落ちて株価は下落しますね。つまり、金利が上がると株価が落ちるのです。今のところアメリカのインフレは落ち着いていませんが、金利を上げた効果は早くても数か月はかかるでしょう。

今後の株式市場の見通しは?

先ほどもお話しましたが、しばらくは今の状況が続くだろう、もっと状況は悪くなるかもしれない…と考えられています。

アメリカでは度重なる利上げの効果もまだ見えていませんので、更に利上げが行われるだろうというのが大半の投資家の予測なのです。

私がよく話題に出すS&P 500も、2022年に弱気相場入りしています。「弱気相場」とは株式などの証券価格が直近の高値から20%以上、下落したことを指します。

株の下落

何故「弱気」と言うのか。それは多くの投資家が不安になるほどの下落、ということのようです。

過去の弱気相場は短くて数か月、多くは数年以上続いています。一般的には一度弱気相場入りするとなかなか回復しないだろう、と考えられているのです。

下落時は逆に好機と言える

株の基本は安い時に買って、高い時に売ればその差額が利益になります。つまり、価格が下落している今は買い時とも考えられるのです。

もちろん、更に株価が下がることは十分あり得ます。ただ、上がるも下がるも誰にも正確な予測はつきません。誰もが下落すると思われた局面で、突然上昇することだって十分にあり得るあけです。

もっとも、既に「ドルコスト平均法」で同額ずつ積み立てている長期投資家にとっては、何も考えずとも同じ金額で買える投資信託の量が増えるため、「いつも通り」の購入を続けるだけでも良いのです。

数か月後か数年後か分かりませんが、株価が回復した時に得られるリターンはとても大きく、イッキに資産を増やすことが出来るでしょう。

稲妻が輝く瞬間

最後に、長期投資家が(たぶん)大好きな言葉を紹介します。『敗者のゲーム』という本に出て来る、チャールズ・エリス氏の言葉です。

稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせなければならない

株価が低迷している時に、「ある日突然」信じられないほど急激に、イッキに株価が回復する時があり、これを「稲妻の輝き」と表現しているわけです。

ちなみに、投資信託は個別株のように市場が開いている好きな時に買えるものではなく、買い注文をした翌営業日以降にやっと購入出来ます。

怖くなって株を売ってしまった人は、ある日突然やって来るこの「稲妻の輝き」にあやかれないということです。その影響がどれだけ大きいかは下記をご参照下さい。

【参考】
1980年から2016年の間で、上昇率がベストだった
何日かを逃した場合のリターンへの影響
S&P500の全体の年収益率11.4%
ベスト10日を逃した場合の年収益率9.2%
ベスト20日を逃した場合の年収益率7.7%
ベスト30日を逃した場合の年収益率6.4%

稲妻が輝くように、一瞬にして株価が上昇する日があり、それを逃すと結構もったいないですよ、だから長期投資家は株価が暴落しても市場から逃げてはいけないよ、という格言でした😊

まとめ

2022年10月現在、アメリカの歴史的なインフレのために米国金利は上昇し、これにより株価は大幅に下落しています。今、投資信託を購入すると、更に下落する可能性も十分にあります。しかし、これがいつ上昇に転じるかは誰にも分かりません

十数年、または何十年先の経済の成長に投資をする投資信託では、ドルコスト平均法というバランスの良い投資方法があり、これを用いればリスクを最低限にして「いつでも投資開始の好機」と考えることが出来ます。

考えるより今始め、少しでも多く運用するのが良いのではないかと私は考えています。

最後までお読み頂き、有難うございました。

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この記事を書いた人

こころとお金と人生についてのブログを執筆中の、きずなです。副業の勉強としてブログを始めました。アフィリエイトやアドセンスを利用させて頂いていますが、あくまで観に来て下さった方に何かを残せるよう、「Win-Win」を目指して真剣に書いています。よろしくお願いします。

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